私のWordPressブログはエックスサーバーから始めたものですが、
このうちドメインのみを他のブランドに変更しました。
エックスサーバーを利用している多くの方は「なんでそんな無駄なことを?」「ドメインって無料じゃなかったっけ?」と思われるでしょうが、私は下手こいて普通にドメインを購入してしまったのですorz
➡私は間違えてドメイン永年無料の恩恵を受けれなかった話はこちら
エックスサーバーのドメインは他社と比較すると高いです。税抜1,500円です。他社では1,000円を切ることもあるなかこのままエックスサーバーでドメイン料を払い続けるのはとてももったいないです。
サーバーごと他社へ移管も考えましたが、サーバーの移管がとても面倒だということを知ったので諦めました。今回はドメインのみの移管です。
エックスサーバーに使用上の不満は全くありませんし。
エックスサーバーから他社への移管手続き
ドメインを解約、その前に!!
ドメインを移管するには移管元(エックスサーバー)のドメインを解約する必要があります。
が・・・!ここで要注意・・・!!
基本的にドメインを移管するには移管先からのトランスファー承認手続きのメールを受け取らなければなりません。 承認手続きのメールは、WHOIS情報に記載されているメールアドレスに送信されます。
エックスサーバーで取得したドメインは、初期状態では、エックスサーバーの公開連絡窓口(メールアドレス)が公開されています。 なので、解約する前にドメインのWHOIS情報の変更が必要となります。
まずはエックスサーバーのインフォパネルにログインして、ドメインパネルをクリックします。
ドメインパネルの中に「Whois情報の変更」がありますので、ここを変更していきます。
初期値ではエックスサーバーの公開連絡窓口が公開されてあるので、このまま移管手続きをしても詰みます。理由は後述するとして、必ず自らが受信できるメールアドレスの変更を行いましょう。
正直言うと解約手続きのあとにこの操作は可能ですが、忘れっぽい人は先にやっておくと詰まずに済むので、今回は一番はじめにこの操作を紹介しました。
ドメインの解約
次に移管元(エックスサーバー)のドメインの解約をします。
まずインフォパネル左下の「解約」をクリックします。次に画面中央の「独自ドメインの解約」をクリックします。
そして、「解約申請」をクリックします。
解約申請を確定させたら、登録のメールアドレスに上記の解約通知メールが届きます。
私の場合、3月中に解約申請を行いましたが、2018年4月19日まではエックスサーバーで今のドメインを使用することが可能です。なので解約してすぐ使えなくなるという心配はありません。
次に有効期限日を過ぎるまでに移管手続きを完了する必要があります。
レジストラロック設定変更
ドメインパネル内に「レジストラロック設定変更」があります。
通常だとレジストラロックはONになっているのですが、移管する際はOFFでないといけません。
なので、ロックの解除を行います。
「ロックの解除」をクリックします。これでロックがOFFになります。
認証鍵の受信
ドメインの移管には「認証鍵」が必要になります。
ここで移管元ドメインの解約前に行ったWhois情報でメールアドレスを変更した理由がわかります。
一番下の「Registrant Contaot への認証鍵の送信」をクリックするのですが、この送信先がWhois情報に記載されたメールアドレスになります。だからメールアドレスの変更が必要になるのです。
必ず自らが受信できるメールアドレスの変更を行いましょう。
これで移管元の操作は終了です。
ドメイン転入の申し込み
ここからは移管先での操作を説明します。
今回はエックスドメインへ移管させます。
画面左に移管申請があるのでクリックします。
移管したいドメインを入力すると、画面下にドメイン名・価格・認証コード入力欄・検索結果が表示されます。
認証コード入力欄にメールで受信した認証鍵を入力して移管手続きに進みます。
次にエックスドメインへログインの手続きをします。エックスドメインのご利用が初めての方は、新規会員登録が必要になるので登録を済ませましょう。
登録の際に「WHOIS代行公開サービス」というものがあってなんだこれ?となった方おりませんか?(私はなりました)
これはサイト運営者 (ドメイン登録者) の公開個人情報を代理で行ってくれるというサービスです。個人情報が気になる方は「WHOIS代理公開サービス」にチェックを入れたままにしておいてください。
会員登録が終わったら最後に支払方法を選択します。
クレジットカード・コンビニ決済・銀行振込・チャージ残高(引き落とし)から選択できます。
申込内容を確認してOKであれば申し込みは完了です。
注意:移管を失敗することだってある
移管手続きしたのに失敗した通知が来た!!そんな場合が起こらなければいいですが、場合によっては起こりえることです。
- 移管申請時に入力いただいた認証鍵(AuthCode)に誤りがないか
- Whois情報のメールアドレスはお客様ご自身で確認可能なものに変更されているか
- 移管元でレジストラロックをオフにされているか
- 弊社からの移管申請後Whois情報のメールアドレス宛に届く承認メール(※)に承認作業は行われているか
- 取得から60日以上経過しているか
- ドメインの期限まで1週間以内となっていないか
認証鍵の入力が誤っていたり、レジストラロックがオンのままだったり承認メールの対応をしていなかったりすると移管が失敗してしまいます。
また、移管元のドメインの期限が1週間を切ってしまっていたら・・・失敗する上に再チャレンジが困難に。。。かなり面倒なことになります。
上記の注意点は本当に気をつけましょう。