赤ちゃんの玩具や高級家具などに使用されるほど安全性の高い塗料であるオスモカラー。
DIYで塗料を使用する際は安全性は気になりますよね。小さなお子様やペットがいるご家庭は特に。
とはいえ他社製品よりも値段設定が高いのでなかなか手を出しずらい・・・。失敗したら嫌ですもんね。
そんな時は直接サンプルを請求しちゃいましょう!!
オスモカラーとは?
出典:オスモ&エーデル株式会社
オスモカラーは「森とエコ」の国である、ドイツ生まれの塗料です。そんなドイツで開発されたオスモカラーは世界53カ国で人々に親しまれている自然由来の油性塗料。オスモカラーを開発したオスモ社は100年以上の歴史がある木材メーカーでもあります。そんな木のことを熟知した木の専門家たちが、木のために開発した塗料がオスモカラーなのです。
どのくらい安全な塗料なの?
オスモカラーにはシンナーやアルコールが含まれていません。また、発がん性が疑わしい有害物質も含まれていません。DIN53160唾液と汗溶解試験、EN71-3玩具安全基準という検査に合格しており、その安全性と確かな品質は赤ちゃんの玩具に使われるほどです。
またオスモカラーは木が呼吸をすることができる浸透性の塗料です。そのため梅雨時の湿度の高いときには木材が湿気を吸収し、そして冬の湿度が低いときには湿気を吐き出し、部屋の湿度を調節してくれます。この木材の湿度調整は、コーティングタイプの塗料を塗ってしまうとできなくなってしまう特徴です。
自然塗料オスモカラーの確かな安全性
出典:オスモ&エーデル株式会社
オスモ社では自社のホームページで、オスモカラーに使用している成分を公開しています。主な成分は植物油と植物ワックスで、それぞれオスモ社独自の技術で精製した高品質ものが使用されています。植物油には、ひまわり油、大豆油、アザミ油、植物ワックスにはカルナバワックスとカンデリラワックスのみが使用されています。内装用と外装用など、塗料のシリーズによって配合は違っています。
さらにオスモカラーは天然成分を精製して毒性のある部分を徹底的に除去しています。溶剤には皮膚や粘膜への刺激が少ないものを使用していており、その溶剤はドイツ薬局法に適合した薬剤です。トルエン入りシンナーやキシレン入りミネラルスピリットを含まず、日本で規制されているVOC(揮発性有機化合物)も含まれていません。日本の建築基準法(2003年版)でも国土交通省の品質検査に合格しているので、オスモカラーは告示対象外商品に指定された安心の塗料です。
オスモカラーは本当に高価なのだろうか?
出典:オスモ&エーデル株式会社
他の商品と一緒に陳列されているところを見ると価格は一目瞭然です。容量だけで比べてみると、オスモカラーは他の塗料よりも高価です。しかも、塗料というのはかなりの量を必要とするので消費者側としてコストパフォーマンスが気になるところであります。そこで、オスモカラーが本当に高価なのか追及してみましょう。
塗料というのは主剤が多いほど広い面積に塗装することができます。オスモカラーは通常の塗料と比べて大幅に主剤が多く含まれているため、1Lで20㎡(通常と比較して約2~3倍)の面積を塗装することが可能です。となると、通常の塗料の価格が半分であったとしても、少量で塗れるオスモカラーなら塗装にかかるコストは同じという事になりますね。
オスモカラーにデメリットはないの?
オスモカラーにもデメリットと言えるようなものはいくつかあります。まとめると以下のようなもの。
- オスモカラーは他の塗料に比べて粘性が高く、やや塗りにくさを感じることがある
- 刷毛に塗料が多くついてしまうと塗りすぎて乾燥が遅くなる
- 油分が揮発するまでに少し匂いがある
- 他の塗料と比べて乾燥に時間がかかる
ざっくりいうと使いやすさや塗りやすさに関わるところですね。この辺りは使う人の腕によるところもあるので個人差はあります。しかし「とにかく簡単に塗れる塗料がほしい」というのであれば、オスモカラーは避けた方がいいでしょう。
サンプル手配方法
高価な塗料なので現場で実際の色味を確認したい!そんな場合はサンプルを取り寄せるのがクレバーでしょう。
私が実際にサンプル手配した方法を下記に記載するので、同じくDIYなどでオスモカラーの使用を検討中の方はやってみるといいでしょう。
1.オスモ&エーデル株式会社のホームページへアクセス
オスモ&エーデル株式会社はオスモカラーをはじめとしたオスモ社製品を輸入販売する会社です。
兵庫県に本社があり、東京・仙台・大阪・名古屋・博多・札幌にショールームがあるので色々見たり聞いたりしたい方はショールームに足を運ぶのも手です。
2.資料請求・問い合わせからサンプルを請求する
問い合わせフォームがあるので、指示に従って入力して下さい。
私の場合、問い合わせ区分は「資料請求」を選択、物件名/物件の概要には「オスモカラーカタログ・色サンプル請求希望」と入力しました。自由欄にはどのようなものを作るにあたってオスモカラーを使用するか、サンプル請求した理由などを入力しました。
お名前や住所などお間違えのないよう入力していきましょう。
業種は「個人(施主)」を選択しました。
下に個人情報の取り扱いに関する基本方針が記載されているので同意にチェックを入れ、送信ボタンを押したら完了です。届くまで待ちましょう。
私の場合、日曜日の夜にサンプル請求の問い合わせを送信し、2日後の火曜日にはヤマト運輸のネコポスで届きました。早い!
カタログと一緒にサンプルが入っていました。
また、オスモ&エーデル株式会社に塗りたい木材を送れば、希望色が塗られた木材を返送してくれることもできるようです。
また、5000円以上のお買い上げで送料無料になるオンラインストアの存在も知ったので、オスモカラーを仕入れる際は利用してみようかと思いました。
個人利用でも問題なく、しかも迅速な対応をしてくれたオスモ&エーデル株式会社には感謝です。購買意欲がわきました!
DIYでの塗料選びの際、参考にしていただけたら幸いです。