痴漢や痴漢冤罪で騒がれている昨今、痴漢の次に問題視されているのが盗撮です。
トイレ内や女性の自宅内に小型カメラを設置して、プライベートをのぞき見する卑劣な行為。そんなことを被害者が知ったら相当ショックを受けるでしょう。
痴漢や盗撮は現行犯で逮捕・起訴されたら間違いなく社会的に死ぬともいわれています。
そこで示談金を騙し取ろうと考える連中が痴漢冤罪などをはたらいて、本当に痴漢をしていないのにもかかわらず、示談金を支払う羽目になったり、無罪が確定するまで牢獄に入れられてしまう人もいます。
女性は痴漢魔・盗撮魔に気を付ける一方、男性は痴漢冤罪や盗撮冤罪に怯えながら出勤退勤しています。そして、私もその一人で、冤罪については他人事ではありませんでした。
私は先日、盗撮の冤罪にかけらそうになりました。
先日起きた盗撮冤罪未遂の被害にあったことを綴ります。かなり腹立たしいことだったので乱暴な文章がみられますが、ご理解くださいませ。
私は、同棲している彼女さんを迎えに駅前でスマホをいじりながら待っていました。
少し経ってから、何か視線を感じるなーと思って前を向いたら、女性がこちらをチラチラ見ていました。チラチラ見るのが視界に入ってしまうため、こちらも気になって女性を何度か見てしまいました。これが良くなかったのでしょうか、女性はスマホをつつきながらこちらをじーっと見つめてきました。
控えめに言ってもその女性は好みではありませんでしたし、率直に言えば全くタイプではない女性からの熱視線だったので、いい気分ではありませんでした。そこで、一度トイレに移動して用を足してしばらくしてから元居た場所に戻りました。
なのにまたこちらをじろじろ見てる・・・。
何か私の顔に変な物でもついていますか?どうせ見られるならキレイな女性が良かったなあと思いながらスマホをつついていました。
そろそろ彼女さんが駅に着くかな、と思った時に事件は起こりました。
「すみません、彼女の写真消してもらえませんか?」
先程チラチラ見てきた女性の彼氏を名乗る人が私に声をかけてきました。横には私を睨む女性。
「そんなの撮っていませんよ」と冷静に受け答えする私。だって撮ってないんですもの。誤解を解くために、スマホのカメラロールを見せました。その日に撮った写真は文鳥のちよさんとうさぎの静子さんの写真ばかりで、当然女性の盗撮写真はありません。
「・・・写真ないですね。」とびっくりした顔の彼氏。「当然ですよ、撮ってないんですから。」と少しイライラしてる私。そして私以上にイライラした顔をしている女性。ひどい顔だ。
「なんかチラチラ見られてた気がしたのでこちらも何度か見てしまったから誤解を与えてしまったんですかね。ごめんなさいね。」と私からとりあえず謝りました。「いいんですよ」と許してくれる彼氏。というか、なんで私謝ってるの。悪くないのに。
「許されると思うんですか!?どうせ盗撮したの削除したんでしょ??警察呼びますよ!!」
は???
女性が発した言葉に私だけでなく彼氏もびっくりしていました。
再び盗撮冤罪疑惑が浮上して場の雰囲気は最悪に。
それでも私はパニックになることなく、疑惑を晴らすためにスマホを差し出しました。
私のスマホはiPhoneなのですが、カメラロールから削除すると、完全に削除されるわけではなく、「最近削除した項目」といういわばゴミ箱に移動します。私は女性に盗撮した写真を削除した疑惑を晴らすために「最近削除した項目」を見せました。当然女性の写真なんかありません。
女性・彼氏「・・・」
私「ふつう、わざわざここから一部を削除しますか?」
彼氏「しませんね」
私「そうでしょう。(女性に向かって)というかあなたに興味はないですし、ネットに上げるメリットなんてないですよ。」
彼女「・・・」
私「警察呼びましょうか?」
警察ってひとことで彼氏は焦り顔を見せ、「もういいだろ、行こう」と女性を連れて立ち去りました。女性は去り際に「あーはらたつ!」と捨て台詞を吐いていたので、とっさに中指を立ててしまいましたが、既に彼女さんを待たせてしまっていたので問い詰めることはやめにしました。
なんとか盗撮冤罪から回避することができました。
痴漢や盗撮についてでテレビのインタビューでやーやーいう人はたいてい見た目のひどい人ですが、もしかしたら冤罪をかけてきたり被害妄想が強すぎてきつく当たってくる人も見た目のひどい人が多いのだろうなと身をもって知ることになりました。
すみません。どうせ疑われるなら美女に疑われたかったです。意識の低い人と関わる時間はもったいないです。
体験談と愚痴だけで2000文字を超えそうなので、盗撮についてのまとめをお伝えしたかったですが別記事にまとめます。女性・男性共に身を守るために、一度閲覧していってください。
冤罪をかけてくる人はゴミクズですが、諸悪の根源である盗撮する輩はほんとゴミクズです。絶対に許しません。