今ではスマホユーザーの誰もが利用しているメッセンジャーアプリ「LINE」。利用してない人でも存在は知っているのではないでしょうか。
このLINEはメッセージを交換するだけでなく様々なサービスを展開しており、
そのなかの一つ「LINE Pay」は事前にLINEアカウントにチャージしたお金をユーザー間で簡単に送金したり、ネットショッピングなどの決済に使ったりできる送金・決済サービスとなっています。
そして、このLINE Payをネット上だけではなく、実店舗でも利用できるようにしたのが、クレジットカードのJCBと提携した「LINE Payカード」です。
ここではLINE Payカードの使い方をはじめ、還元率やメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。
LINE Payカードとは
出典:http://line.me/ja/pay
LINE Payとは送金サービスの一種でユーザー間の送金やネットショッピング等の決済を簡単に行えるものでした。
LINE Payをもっと便利に使うために誕生したのが、クレジットカードJCBと提携したLINE Payカードとなっています。
クレジットカードではなくプリペイドカードなので事前のチャージは必要ですが、LINE PayはJCBブランドなので、JCB加盟店であればどこでも利用することが可能です。
国内のJCB加盟店は約1000万店にのぼります。
出典:http://www.jcb.jp/brand/merchant.html
デザインは4種類から選べLINEのスタンプやアニメなどでおなじみのキャラクターが入った可愛いデザインから、シックなブラックデザインまで様々です。
出典:http://official-blog.line.me/ja/archives/57106812.html
また、上記の4種類だけでなく、期間限定デザインのカードが登場したり、店頭販売専用デザインがあったりと、LINE Payカードユーザーの新規顧客獲得に力を入れていますね。
LINE Payカードを獲得するには?
出典:http://official-blog.line.me/ja/archives/18129452.html
※LINEアプリユーザーであることが大前提となっています。
そして、LINE Payに登録する必要があります。
まず、LINEの[その他]ページから「LINE Pay」を開きます。
次に、必要情報とLINE Pay専用のパスワードを設定します。
これでLINE Payを利用することができます!
では、LINE Payカードを手に入れましょう。
獲得方法としては、
①カード発行ページから申込む
②コンビニで手に入れる
があります。お好きな方法でどうぞ。
①カード発行ページから申込む
QRコードをスキャンすると、カードの申込みページに移動します!
または、LINE アプリのLINE Payをタップしてお申込みください。
カード発行ページから送付先住所などを入力して申し込みができます。
カードのデザインは先に説明した4種類の中から選ぶことができます。また、期間限定で特別デザインを選ぶこともできます。
申し込みから1~2週間程度で登録した住所へLINE Payカードが送付されます。登録・年会費・送料等も一切かかりません。
②コンビニで手に入れる
2016年11月からコンビニなど全国3万店以上の店頭で購入できるようになりました。
コンビニのレジ付近などに陳列されてあるアマゾンギフト券やウェブマネーなどと一緒にLINE Payカードが陳列されています。
これ、店頭販売専用デザインなのです。
私はこのデザインがいいな!!と思ったのでLINE Payカードはコンビニで手に入れました。白背景ってのもいいですね。
コンビニで手に入れるためには、レジに持っていってチャージをする必要があります。
チャージ金額は1,000円~10,000円の間で選ぶことができ、レジでチャージをすることでそのカードはあなたのものになります。
もちろん手数料や登録・年会費はかかりません。
そのあと、LINEアプリで登録が必要になります。
同封されているQRコードを読み込み、LINEアプリから利用開始手続きをしてください。LINEの友だち追加用のQRコードリーダーで読み取れます。
利用規約に同意して、パスワードを設定します。
そしてカード裏面の3桁の数字を入力すれば登録完了です!
コンビニでチャージした金額が残高に表示されます。
コンビニで手に入れた場合は、購入しただけでは使用できないので気をつけてくださいね!
LINE Payカードの使い方
使い方としては、LINEが提供するスタンプやゲームなどの課金のほか、家族や友達への送金にも利用する事が可能です。
決済方法
もちろんJCB加盟店でお買いものやサービスを受けることも可能です。
実店舗ではLINE Payカードをクレジットカード同様に渡すだけで決済が完了します。
チャージ方法
クレジットカードではなくチャージした分だけ利用可能なプリペイドカードな為,利用するには先にチャージをする必要があります。
Suicaやauウォレットカードみたいな感じです。
チャージの方法は銀行振替、コンビニ払いなど複数から選ぶことが可能で、最低額を下回った際に自動的に指定口座から振替られるオートチャージ機能もあります。
コンビニ払いでは、
LINE内でチャージ→コンビニ支払いを選択→出てきた番号をFamiポートやLoppiなどの端末操作で入力→レジでお支払い⇒チャージ完了!
というプロセスです。
一度コンビニに足を運ぶ必要があります。
また、ローソンだけはレジで支払いができます。
カードを店員さんに渡し、「○○円チャージしてください」と言うだけ。レジでお支払いした金額がチャージされます。1回49,000円までチャージする事ができます。とても簡単です。
銀行口座からチャージでは、銀行口座をLINEアプリに登録して、そこからチャージする方法です。手数料が無料のため、一番利用しているかもしれません。
出金機能でLINE Payを出金!
また、「LINE Payで受け取ったお金、現金として持ちたいな。」そう思ったら、”出金機能”を使うと一度チャージしたLINE Payを出金する事ができます。
地方銀行を含む日本全国ほぼ全ての銀行口座を通じて出金することができます。
※出金の際には、出金手数料200円(税抜)がかかります。
メリットとデメリット
次に、LINE Payカードのメリット、デメリットを紹介していきます。
圧倒的な還元率の高さ!
LINE Payカードの一番のメリットといえば還元率の高さでしょう。
なんと決済額に対して2%もの高還元となっています。
100円につきLINEポイントが2ポイントたまります。
LINEポイントは1ポイント1円相当でLINE Payへチャージすることが可能です。
また、LINEコインへの交換や他のギフト券やポイントに交換も可能となっており、非常に使い勝手の良いポイントになっています。
クレジットカードの還元率といえば0.5%~1%あればいい方ですし、2%の高還元率はなかなかありませんよね。有名なカードだと「リクルートカードプラス」が2%の高還元カードとして人気を博していますが、こちらは年会費が2,000円(税抜)かかる有料のカードとなっています。
対してLINE Payカードは発行手数料も年会費も無料です。太っ腹・・・!
そして、LINE Pay カードの利用で得られるLINEポイントが2倍(還元率4%)になるキャンペーンが実施されることもあります。またしてくれないかな・・・!
誰でも容易に手に入れられる!
LINE Payカードはクレジットカードではないので、発行に審査がありません。なので、クレジットカードの審査に落ちてしまう人でもLINE Payカードを手に入れることができます!
LINE PayはJCBブランドなので、JCB加盟店であればどこでも利用することが可能です。
クレジットカードを持てない人でもクレジットカード決済ができるのは嬉しいですよね。
プリペイドカードだから使い過ぎ防止に!
クレジットカードではなくチャージした分だけ利用可能なプリペイドカードな為、使い過ぎ防止になりますね。(オートチャージを設定している場合はその限りではありませんが)。
クレジットカードを持ちたいけど浪費癖があって持つのが怖いって人は、まずはプリペイドカードであるLINE Payカードから慣れてみてはいかがでしょうか。
また、保護者の同意さえあれば未成年でも利用できるということで子供に持たせるという使い方も可能です。オートチャージの設定をオフにして、必要な額だけチャージして子供にカードを渡して利用してもらうことができるため、小さいうちからカード決済などに慣れさせることができます。
次にデメリットを紹介します。
利用明細閲覧がLINEアプリのみ
決済の履歴・明細をLINEアプリ経由のみで確認できます。通常のクレジットカードにあるWEBサイトなどで確認することはできません。
スマホ・LINEアプリを紛失すると面倒が起きそう
LINE Payの管理と操作はLINEアプリ経由が必須です。
なので、LINEアプリが消えたり、スマホを紛失してしまったり、壊れてしまったら・・・
きちんとパソコンにスマホのデータのバックアップができないと、すごくめんどくさいことになりそうですね。
バックアップとパスワードの管理は大事です。
カードの不正利用補償が弱い
LINE公式には不正利用によって発生した損害の補償は、30日以内に申し立てをすることで原則として10万円まで補償してくれます。
とはいえ、通常のクレジットカードの場合は90日以内の不正使用は補償されますますし、損害補償金額がもう少し高く設定されているでしょう。
月額引き落としの決済はできない
公共料金・保険料・会費などの毎月支払うタイプの場合は、利用できないことが多いです。
通常のクレジットカードとは異なり、利用したら即時決済されるプリペイド式なのが原因となります。
以上デメリットを挙げましたが、問題なければメリットは凄まじいものがあります。
クレジットカードを持っててもLINE Payカードを積極的に利用しています。
私は楽天カードを所持していますが、楽天市場と楽天Edy利用可能店と月額引き落とし以外は可能な限りLINE Payカードで決済しています。
10,000円の買い物を現金で普通に支払うか、LINE Payカードで決済して200円相当のポイントを手に入れるか。賢い人ならわかりますよね?
まとめ
常に2%還元の、現状最強と言えるLINE Payカードの仕組みをかんたんにまとめると…
すごいね!!