木製の爪とぎケースって高い・・・。
うちのトイガー喜助くんは段ボールが好きなのかよく噛みます。ガムのように噛んで吐くのです。なんというワルガ喜助。
必ず端っこを噛むのでケースに入れてしまおうと思い検索していました。
安いプラスチック製のケースでもいいのですが生活感が出て気になりました(私には変なプライドがあります)。
木製もあるやん!!と見つけた時はテンションが上がりましたがまあまあ高い・・・。
もうそれなら作ってしまおう・・・!!そう考えました。
実際に作ってみた
○材料
・角材(爪とぎの厚み以上の厚みがあるもの)
・接合材(釘or木ネジor木ダボ、木工用ボンド)
・底板(必要であれば、薄いベニヤで十分)
・滑り止めシート(必要であれば)
これだけあれば十分です。ちなみに私は接合材は木ネジのみ、底板は張っていません。
①爪とぎの採寸をする
これ一番大事です。爪とぎの大きさは製造元によって多少ばらつきがあるのでご自身で調べましょう。
たとえば、アイリスオーヤマの爪とぎを使っているとします。
本体サイズは長さ485mm×幅118mm×厚さ27mmのようです。
②角材に墨出しをする
墨出しとは簡単に言えばカットするところをペンで線を引くことです。線を引いた方が正確にカットできます。
爪とぎを角材で囲うので、角材は4本必要になります。角材の組み方にもよりますが、今回は一番簡単な組み方でいきます。下の写真のように。
このようになるようにカットする長さを決めて、墨出しをします。
485mmのものを2本と118mm+角材の厚さ×2のものを2本用意します。
私は1×2材を使用したので。485mm2本と156mm2本となります。もし側面に削りカスを溜めるスキマが欲しければその分調整します。
③角材をカットする
墨出しをしているので慎重にやればミスすることなくカットができるでしょう。
私はのこぎりを使用。4本だけなので1分もかかりませんでした。
④カットした角材を接合する
簡単に作るのであれば木ネジか釘がおすすめです。ただし、その場合は角材からはみ出さないように注意してください。先端がはみ出ていたらケガの元です。腕に自信がある方は木ダボやほぞ組に挑戦してみてください。
⑤ズボラであればこれで完成!!
枠を作っただけで完成です。要領よくやれば10分もかかりません。
この枠に爪とぎをはめ込んだのがこちらです。ピッタリ!!
ただしこれより大きい爪とぎに変更する場合はこの木枠が使えなくなるから注意してください。とはいえまた作ればいいのですが。
ひと工夫したい人向け
底板が欲しい場合は枠の外側を採寸し、それに合わせてカットして釘か木工用ボンドで接合して下さい。その場合、一ヵ所指が通る程度の穴をあけておくと取替が楽です。
また、滑るようであれば滑り止めシートを底に貼れば良いでしょう。
自作するメリットとデメリット
自作のメリットといえば自分好みのものが作れるということです。あとは材料費を抑えることができれば購入するよりかなり安価になります。これぞ自作の醍醐味!
私は自宅にあった1×2材の端材を使ったので、作るにあたっての購入費は0円でした。購入するとしても4本で1300mm程度なので1×2材6Fを1本買うだけで事足ります。高く見積もっても500円もかからないでしょう。木製爪とぎケースを買うと安くても倍以上かかりますしオシャレなやつであれば10倍以上することも・・・!それなら作った方がいいですよね!
自作のデメリットといえば、自分の時間が割かれることとケガのリスクです。好きでやっているのであれば自作する時間は有意義ですが、好きでもないのにやるとなるとストレスがかかるかもしれませんね・・・。あとはテキトーにやってると指をたたいたり刺したりする可能性も。作るときは慎重に、これ大事です。あとは力量によっては作成に失敗することも。それが嫌であれば買う方が確実でしょう。
安く済ませたいのであればプラスチック製がおすすめです。段ボールの爪とぎを挟み込むだけ。収納域は爪とぎよりも広く作られていて爪とぎカスが外にこぼれ落ちないなんて仕組みのあるものも。
オシャレなインテリアを目指しているのであれば木製の爪とぎケースがオススメ。やっぱり木は馴染みますね。お値段は張りますけど生活感が出にくいので買う価値はあると思います。